イワクラホームは、木材会社を母体とした住宅会社だからこそ、住宅建築に重要な「木」を大切に扱い、
「住まう人」とをつなぐ架け橋になりたいと思っています。
そうして出来上がった家が、住まう人に快適という”ひととき”をいつまでも与え続ける存在になる。
そのような想いをこめて家づくりを続けています。
壁の厚みが2×4材と比べ約1.57倍あり、六面体構造の堅牢さをアップすることはもちろん、壁に断熱材を厚く充填でき、断熱性を一気に高めることができます。
床・壁・屋根が一体となった6面体構造の2×4工法は、地震の揺れを建物全体で受け止めて力を分散させます。
地震力が一部分に集中することがないため倒壊・損傷がなく、地震に対して抜群の強さを発揮します。イワクラホームの2×6住宅は、最高等級の耐震等級3相当※の性能を有しています。
2016年の熊本地震において、益城町(震度7を2回記録)では、最も耐震性能が強い「耐震等級3」の住宅は、ほとんどが無被害ないし軽微な被害に留まっていたという実績があります。
※プラン・地域によって異なる場合があります。
将来にわたって確かな地盤品質を20年間保証する「地盤サポートシステムR」を採用しています。保証期間は、工事期間+お引渡し日からまたは20年。
不同沈下しない、安全な地盤品質を長期保証しています。
省エネ基準地域区分〈1,2地域〉における、断熱等性能等級5(2022年4月新設)相当の高い断熱性を有しています。この断熱等性能等級5以上が長期優良住宅の認定基準となっています。
一次エネルギー消費量は、住宅が一年間に使用するエネルギーの量を示し、その量に基づいて省エネルギーの等級が決まります。この指標の計算には「BEI(Building Energy Index)」が使われ、BEIは設計時の一次エネルギー消費量を基準の一次エネルギー消費量で割った値です。基準一次エネルギー消費量は、標準的な性能を持つ場合のエネルギー消費量を指します。一方、設計一次エネルギー消費量は、省エネ設備や建材を用いた設計に基づいたエネルギー消費量を示します。BEIが小さいほどエネルギー消費が少なく、等級が高くなります。国の省エネ住宅基準では、等級4以上が必要です。イワクラホームは省エネルギー設備を標準的に提供し、最高等級の等級6に相当する住宅を提供しており、長期にわたり優れた省エネルギー性能を持つ住宅となっています。
さらなる高性能住宅仕様もご用意。2×6住宅の内側高性能グラスウール140㎜に加え、外側に高性能フェノールフォーム60㎜の断熱材を施したダブル断熱仕様も用意しています。壁の断熱材の厚さは内外合わせて200㎜。最高水準の断熱性能を実現しています。
ダブル断熱を採用することにより、標準的なプランにおいて、基本仕様より4割以上高い、UA値0.26※2の断熱性能を実現。これは、断熱等性能等級6、HEAT20 G2 基準(UA値0.28)を上回る性能です。
※1 HEAT20 G2「2020年を見据えた住宅の高断熱化技術委員会」が2015年に提示した断熱性能水準の上位グレード
※2 当社モデルプラン(4LDK:114.16㎡)にて算出
一般に木は火に弱い素材と考えられていますが、ある程度の太さや厚さがある木材は、いったん燃えると表面がこげて炭化層をつくり、内部への火の進行を防ぐ特性があります。また、工法が併せ持つ「ファイアーストップ構造」や「石膏ボード」の施工によって、万一火災が発生してもその広がりを遅らせ、被害を最小限にくい止めることができるのです。そのため、2×4工法は木造住宅の中でも火災に強い工法であると言われています。イワクラホームの2×6住宅は準耐火構造に準ずる防火性能を持つ構造の「省令準耐火構造」に適合しています。
設計段階では、営業、設計、構造設計、コスト管理など、多くの専門スタッフが連携してプロジェクトを進行します。彼らは相互に専門知識を共有し、安全で快適な住まいを提供するために協力し、プランニングを確実に行います。また、工場でのパネル生産や現場施工などの後工程においても、確実な連携体制を構築し、高品質な住宅を実現する努力をしています。
お施主様のお話を伺いながら、プロジェクトチームを組んでご提案を重ねます。
自社設計基準に基づきご意見を伺いながら平面図や立面図などのプランを作成します。
構造計算をはじめ、構造計画、構造チェック、躯体のパネル構成の確認など構造設計を行います。
仕様・色・素材などはもちろん、その使い勝手にいたるまできめ細かくご希望を具体化します。
受注住宅の生産において、一貫性と責任を重視しています。各邸宅ごとに特定のパネルとトラスを生産し、個別の構造躯体を管理する自社体制を持っています。材料調達から品質管理まで、厳格な自社基準に従い、設計と施工からのフィードバックを受けて、生産技術と設備を向上させています。この生産体制は1991年から確立され、現在も日本有数のツーバイフォーパネル・トラス工場で、最新設備を備えた生産ラインを運用しています。
施工へ
自社管理体制を施工段階でも厳格に実施し、お施主様にお約束した性能を確実に提供しています。
■基本施工図に基づいて均一な施工技術を実行し、各工程で確実な施工を確保。
■施工監理スタッフと協力会社による2重の検査を行い、品質と安全性を確認。
■協力会社との信頼関係を築き、組織化と登録制度の導入により、協力会社とのチームワークを高め、責任ある施工を促進。これらの多層的な施工監理により、安全で確実な住宅を提供します。
住まいづくりはイワクラホームと協力会社の万全のチームワークで進められます。イワクラホームの経験や実績が凝縮した基本施工図や各種マニュアルに基づき、確実な施工を行うことによって1邸1邸で均質な住宅性能を実現しています。
着工からお引渡しまで、各工程で何段階にも渡る検査を実施しています。施工監理スタッフ・協力会社による検査と複数による検査システムを導入しています。
数カ月に渡る建築工事期間中、お施主様や近隣のお住まいに極力ご迷惑をお掛けしないよう、ご近所へのご挨拶から現場の整理整頓、必要な養生の徹底、事故防止対策など万全を期しています。
イワクラホームは、お客様の住まい・くらしと末長くおつきあいし続けていく様々なアフターサービス・サポートサービスを実施しております。
お住まいの不具合やご相談、リフォームのご相談、転勤・家族構成の変化など諸事情などによるお住まいの売却や賃貸のご相談も専門部署が承ります。
お引き渡し後の約6ヶ月後、2年後、5年後、10年後に無料で点検にお伺い致します。それぞれのタイミングで住まいの状態について的確にアドバイスするとともに、メンテナンスのご相談にもきめ細かく応じます。
更に家の構造躯体に関しては、10年後の無料定期点検実施後必要なメンテナンス工事をイワクラホームまたはイワクラホームが指定する会社で施工(有料)することで、さらに10年間保証を延長し、長期20年保証を致します。
メンテナンス、お住まいの不具合が発生した場合の窓口としてお客様をサポート致します。
お客様サポートセンターでは、契約時からお引渡し、その後の定期点検・サポート・メンテナンスのデーターを全て保管しております。
住まいの保証内容の詳細や、定期点検・サポートに関する事柄をご説明したものと、いつ、どんな定期点検・サポートを行ったかなど、お住まいの履歴を記録する「メンテナンスファイル」をお引渡し時にお渡ししております。
イワクラホームでも同じデーターを保管し、データーをもとに的確なメンテナンスを行っていきます。
リフォームのご相談もイワクラホームにお任せ下さい。
長年培ったリフォーム実績と信頼で対応致します。修理などの小さな工事から増改築などの大規模リフォームまで専門のスタッフが対応致します。
転勤などの諸事情によるお住まいの売却や貸家のご相談もお任せ下さい。経験豊富なスタッフが親切・丁寧に対応致します。
イワクラホームの2×6住宅で使われる構造躯体(ディメンションランバー)は、カナダ林産業協議会(COFI)が、長期的な森林経営計画によって厳しく管理運営を行っているカナダの森から輸入しています。
カナダでは、森林全体の94%※が公有林で大切な森林資源を次世代へ継承するために伐採後速やかに同等量以上を植林し、森林再生につとめることが法律で義務付けられており豊かな森が維持されています。
※出典:カナダウッド2010
木材は製材となってもCO2(二酸化炭素)を炭素(C)として蓄えられずっと貯蔵されます。木造住宅はそこに有り続けるかぎりCO2を排出せずに保管していることになります。いわば、木造住宅の増加により、もうひとつの森林機能を都市の中に創出させることができるのです。
そして、家が建ち続けるその永い年月の間に森の木は生育し、森林においてもCO2の固定量が増加していきます。いま、地球環境の最大の問題とされている温暖化防止にも貢献することができます。
※出典:カナダウッド2010
イワクラホームの母体企業である(株)イワクラは木材のリサイクルネットワークのパイオニア企業です。イワクラホームはこうした(株)イワクラの取り組みと連携し、住宅解体の際に出る木材の回収や、リサイクル材である構造用ホモゲン(パーティクルボード)を住宅の一部に活用したり、天然資材である木を活かしきる住まいづくりに積極的に取り組んでいます。