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IoT住宅とは?スマートハウスとの違いやメリット・デメリットも

2022.04.10

今野 公尊

室蘭支店 今野 公尊


こんにちは。イワクラホーム室蘭支店の今野です。

 

IoT住宅という言葉を聞いたことはあるでしょうか?

IoT住宅は、IT技術の進歩によって登場した、便利で快適な住宅です!

 

今回はこのIoT住宅について解説します。

 

IoT住宅とはどんな住宅で、どんなメリットがあるのか?

スマートハウスとの違いやIoT住宅を検討する際に知っておきたいポイントなどをご紹介します。

 

 

IoT住宅とは? どういう意味でどんな家?

まず、IoTという言葉自体あまり聞いたことがない言葉かもしれません。

IoTとは「Internet of Things」の略語で、日本語にすると「モノのインターネット」という意味があります。

 

パソコンやスマートフォンだけでなく、暮らしの中のあらゆるモノがインターネットにつながり、便利で快適な暮らしを実現していくというもので、このIoT技術を取り入れた設備を備えた住宅が「IoT住宅」です。

 

IoT住宅が急速に普及した背景には、5GやAIといったIoT技術の進歩があります。

 

5G(第5世代移動通信)とは、2020年にスタートした新しい通信規格です。

従来のネットワークよりも大容量のデータを高速でやり取りできるため、さまざまな機器をネットワークにつないで活用することが容易になりました。

 

また、高度で動的な情報処理を行うAI(人工知能)の進歩も、IoT機器には欠かせません。

自動で掃除をしてくれるロボット掃除機や、声で操作ができるAIスピーカーなどにも、AIは搭載されています。

 

このようなIoT機器の進歩により、IoT住宅という新しい住まいやそこでの暮らしが広がっています。

 

 

IoT住宅とスマートハウスとの違いも確認!

IoT住宅と似たような言葉で、「スマートハウス」という言葉を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか?

 

スマートハウスとは、家庭での消費エネルギー削減に取り組んでいる家のことです。

 

主に、太陽光発電でエネルギーを作り出す「創エネ」、家庭用蓄電池などでエネルギーを蓄える「畜エネ」、日々の工夫や最新設備の導入でエネルギーの消費量を抑える「省エネ」の3つの取り組みがあります。

 

家庭でのエネルギー管理システム「HEMS(ヘムス)」を導入している家も、スマートハウスのひとつです。

HEMS

 

このように、本来の意味としてはIoT住宅とスマートハウスは別物です。

しかし今後、省エネの取り組みにはIoT機器が不可欠となってくるため、将来的にはこの二つの言葉は同じような意味として使われるのではないかともいわれています。

 

 

IoT住宅のメリット・デメリット

IoT住宅

IoT住宅の大きなメリットは、IoT機器を取り入れることで便利で快適な暮らしが実現できること!

 

たとえばこんなことができます。

  • ・タッチセンサーでドアのカギを開錠。カギを取り出すわずらわしさやなくす心配がない
  • ・エアコンが室温を感知して、自動で室温調整
  • ・帰宅にあわせて外出先からスマホでエアコンのスイッチを入れる
  • ・ドアの開閉を感知して、子どもの帰宅や外出時間を確認
  • ・室内の動きを感知して、遠方に暮らす高齢親の安否確認
  • ・体重計に日々の体重が自動記録され、健康管理に活用
  • ・外の明るさに応じて外灯が自動点灯
  • ・AI搭載の冷蔵庫が、よく使う食材からおすすめレシピを紹介
  • ・スマートスピーカーを使って音声でテレビの操作をする

 

IoT住宅なら、毎日の生活や家事が便利になることはもちろん、エアコンを消し忘れた場合でも遠隔操作をして外出先から電源をオフするなど、省エネにもつながります。

 

さらに、外が暗くなったら自動で街灯が点灯しカーテンを閉めることができれば、防犯対策にもなります。

子どもや高齢者の見守りにも活用でき、安心・笑顔の暮らしをサポートしてくれるでしょう。

 

イワクラホームでもIoT設備を取り入れた住宅「RAKURILA(ラクリラ)」をご提案しています。

次のような、暮らしをさらに快適にする設備が満載ですよ!

  •  ・宅配ボックスの着荷物をアプリで通知
  • ・玄関ドアの電気錠を外出先から確認、施錠操作ができる
  • ・ドアホンとスマホがつながり通話ができる
  • ・ボイラーリモコンで外出先からお湯張りが開始できる など

 

忙しい毎日でも快適に過ごせる工夫が散りばめられたイワクラホームのRAKURILA。

IoT住宅をご検討されている方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。

 

一方、IoT住宅のデメリットは、セキュリティ対策が必要なことです。

インターネットでつながっているということは、情報漏洩やサイバー攻撃などのリスクがあるということです。

その点も頭に入れ、セキュリティ対策を講じましょう。

 

インターネット技術やシステムは日々進化しているので、常に新しい知識を身につけていく必要もあります。

 

また、IoT機器はどんどん進化し、早いサイクルで新製品が登場します。

そのたびに買い替えるには高い費用がかかるので、購入のタイミングや商品についてもしっかり見極めることが大切です。

 

 

IoT住宅を建てる際に知っておきたいポイント

IoT住宅を建てるなら、IoT家電をしっかり活用できる家づくりを考えてみましょう。

 

たとえば、段差や扉がない間取りにすれば、ロボット掃除機が家中をスムーズに回って掃除できます。

また、ドラム式洗濯乾燥機を導入するなら、余裕をもって搬入・設置ができるよう、廊下や洗濯機置き場を大きめにするなどの間取りの工夫が必要です。

 

なお、IoT機器の稼働には電力とインターネット通信が不可欠。

コンセントの数や場所は足りているか、通信環境は整っているかなども確認を。

 

IoT機器はどんどん新しいものが登場するので、IoT家電を買い替えたり買い足したり、あとから機能を付け加えたりできるような余裕も欲しいところですね。

 

 

まとめ

IoT住宅とは、家電や設備がインターネットにつながることで、便利で快適に暮らせる住宅のことです。

近年の5GやAIといったIoT技術の急速な進歩にともない、IoT住宅の普及が進んでいます。

 

IoT住宅は暮らしや家事を便利にするだけでなく、そのシステムや仕組みを利用して省エネや防犯、健康維持、家族の見守りなどにも活用できるのがメリットです。

 

一方、インターネットにつながっているので情報漏洩のリスクがあり、セキュリティに対する意識を高め、対策を講じる必要があります。

 

IoT住宅は今後もますます増えていくと考えられています。

IoT住宅を建てるなら、IoT家電を使いやすく、今後の進化にも対応できるような間取りや設計も考えてみましょう。

 

IoTを取り入れた札幌・旭川・苫小牧・室蘭の注文住宅は、ぜひイワクラホームにご相談くださいね!

この記事を書いた人

今野 公尊

今野 公尊

住宅事業部 室蘭支店営業担当
室蘭支店の今野です!
まだまだ経験は浅いですが、一生懸命ご提案させていただきます

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