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畳コーナーのメリット・デメリットをタイプ別にご紹介!施工事例も

2021.09.22

野坂 俊介

室蘭支店 野坂 俊介


こんにちは。イワクラホーム室蘭支店の野坂です。

 

「個室の和室まではいらないけど、畳のスペースが欲しい」という方におすすめなのが畳コーナー。

和室まではいらないけど、畳の良さやメリットは欲しいという方にぴったりです!

 

今回は畳コーナーの2つの設置タイプと、そのメリットとデメリットをそれぞれ紹介します。

イワクラホームの新築で採用された畳コーナーの施工事例もあわせてご紹介しますね。

畳コーナー

 

 

「畳コーナー」とはどんな場所?

畳コーナーとは、リビングの一角につくる、畳を用いたスペースのこと。

今はほとんどのお宅で従来のイグサを用いた畳ではなく、樹脂コーディングされた和紙を用いた畳風の床材を採用しています。

畳コーナー

畳コーナーは完全に独立した個室の和室という形ではありませんが、間仕切り扉を付けて必要に応じて個室のように使えるようにプランすることが多いです。

 

今はフローリングを貼った家がほとんどなので、畳の上にゴロンと横になるのはとてもリラックスできますよね。

畳は柔らかいので直接座っても足が痛くないですし、小さなお子さんが転んでも大けがにつながる心配が少ないです。

 

畳コーナーはLDKの広さに応じて2畳~6畳ほどまで様々な広さで作られています。

ちょっとしたくつろぎスペースや、お子さんが遊んだりお昼寝したりするスペースとして重宝されています。

「畳のスペースが欲しいけど、個室の和室をつくるほどではない」という方に、ぜひおすすめですよ!

 

フローリングのリビングの一角にありながら洋風の室内とも馴染み、それでいてちょっぴり和モダンな雰囲気も演出できるため、和室よりも全体の雰囲気を合わせてコーディネートしやすいです。

 

畳コーナーの設置方法は、床と同じ高さの「フラットタイプ」と、少し段差をつけた「小上がりタイプ」の2種類があります。

 

次のブロックでは「フラットタイプ」「小上がりタイプ」それぞれのメリットとデメリットを詳しく紹介していきます。

 

 

フラットタイプの畳コーナーのメリット・デメリット

フラットタイプの畳コーナー

フラットタイプの畳コーナーは、フローリングの床と高さを変えずに畳を敷いたスペースをつくるものです。

 

リビングとの一体感が高いので、空間を圧迫せず、部屋を狭く感じさせないことがメリット。

間仕切り扉を付けやすいので、来客の宿泊スペースにする際は扉を閉めて個室風に、お子さんと遊ぶときは扉を開けて開放的になど、使い方の幅も広いです。

 

段差がないのでお子さんが転落したり、つまずいたりする心配もありません。

 

フラットタイプの畳コーナーは、リビングがあまり広くない家や小さなお子さんがいる家庭、高齢の家族がいるご家庭にぴったりでしょう。

 

フローリングとの段差がないので掃除機をかける時でも段差を上り下りする必要がなく、お掃除ロボットも使えるため掃除は楽チンです。

 

 

小上がりタイプの畳コーナーのメリット・デメリット

小上がりタイプの畳コーナー

小上がりタイプの畳コーナーとは、床から20~40cm程度の段差を設けて、そこに畳スペースをつくるもの。

リビングに高さが異なるスペースをつくることで、部屋に立体感を生み出すことができます。

 

段差を利用して掘りごたつにしたり、下に収納スペースをつくったりできるのも小上がりタイプのメリット。

リビングからちょっと腰掛けるソファのような使い方もでき、足腰が悪くて床に座ったり立ったりするのがつらいという方にもおすすめです。

 

小上がりタイプのデメリットは、段差があるためお子さんが転落したりつまずいたりする危険があること。

足腰の悪い高齢の方には小上がりへの上り下りが負担になってしまうこともあるでしょう。

 

また、フラットタイプと比較して設置費用が割高であること、天井の高さや設置場所によっては部屋が狭く感じてしまうこともデメリットです。

 

小上がりタイプの畳コーナーは、リビングの一角とはいえ、段差によって空間がゆるやかに分かれている印象になります。

立体感のあるオシャレな空間を演出したいという方におすすめです。

 

 

畳コーナーを採用した施工事例をご紹介!

イワクラホームの注文住宅で、畳コーナーを採用した施工事例をご紹介します。

 

室蘭市 M様邸

室蘭市 M様邸

リビング横に4.5畳の畳コーナーを。

普段は間仕切り扉を開放し、お子さんのプレイスペースとして利用しています。

天井も木目にして「和」の雰囲気を取り入れています。

 

札幌市 O様邸

札幌市 O様邸

リビングからゆるやかに空間が下がっていくスキップフロアを畳コーナーにした事例。

天井の低さを活かすため、天井のクロスの色を濃い色合いにして落ち着いた空間に仕上げました。

 

登別市 K様邸

登別市 K様邸

コの字型に部屋が配置された平屋住宅のK様邸。

ダイニングとリビングの両方から出入りできる位置に畳コーナーを設けています。

 

 

まとめ

畳コーナーとは、リビングの一角などに畳を敷いたスペースをつくること。

 

完全な和室ではないですが、畳の良さやメリットを活用することができるスペースです。

主に、床と同じ高さでつくる「フラットタイプ」と、段差を設けてつくる「小上がりタイプ」の2種類があります。

 

フラットタイプはリビングとの一体化感が高いのがメリット。

段差がないので転落やつまずきの心配もありません。

 

小上がりタイプは段差でゆるやかに空間を仕切り、部屋に立体感を生み出します。

段差を活かして掘りごたつや収納などをつくれることもメリットです。

 

ゴロンと横になってリラックスしたり、お子さんが安心して遊ぶスペースにしたりと、畳コーナーの活用方法はさまざま。

 

「畳のスペースは欲しいけど和室まではいらない」という方は、畳コーナーをぜひ検討してみてくださいね。

 

イワクラホームでも新築住宅での畳コーナー施工事例がたくさんあります。

札幌・旭川・苫小牧・室蘭の注文住宅にはイワクラホームの家づくり事例をぜひご参考ください。

 

この記事を書いた人

野坂 俊介

野坂 俊介

住宅事業部 部長。経験年数15年以上。
宅地建物取引士、住宅ローンアドバイザー。3級ファイナンシャルプランニング技能士。お客様との出逢いに日々感謝し、熱意をもって、誠心誠意、理想の住まいづくりをサポートいたします。

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