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家を建てるタイミングはいつが良い?最適な時期の考え方

2024.11.15

嵯峨 正徳

旭川支店 嵯峨 正徳


こんにちは。イワクラホーム旭川支店の嵯峨です。

 

住宅は人生の中でも大きな買い物なので、家を建てるタイミングはいつが良いのか悩んでしまいますよね。

 

そこで今回のコラムでは、家を建てるタイミングを吟味するためのポイントを紹介し、ライフプランに合わせた最適な時期を見つけるお手伝いをいたします。

 

家を建てる際に考慮すべき点もご紹介しますので、「いつ家を建てるべきか?」と悩んでいる方はぜひご覧ください。

ライフプランニング

 

 

家を建てるタイミングはどう考えるべき?

家を建てるタイミングは、多くの方にとって大きな決断です。

いつ建てるべきなのか?ここでは家を建てるタイミングを吟味するためのポイントをご紹介します。

 

ライフスタイルによるタイミング

ライフスタイルの変化は家を建てる大きな要因です。

 

結婚や子供の誕生

子どもの誕生などのライフイベントがあった際、住環境を見直す必要が出てきます。

データによると、結婚をきっかけに住宅購入を検討するカップルは多く、特に30代の世帯は将来的な家族の構成を見越して間取りや広さを重視する傾向があります。

 

子供の入園・入学

子どもが成長し、入園や入学のタイミングに合わせて家を建てるケースがあります。希望する学校の学区に家を建て、引っ越すことができるのもメリットです。

子どもが学校に通い始めると、学区が変わる引越しが難しくなるため、その前に家を建てて引越しすることを考える方も多いでしょう。
子どもの教育環境を見据えて、長期的な視点で家を計画できます。

さらに、人気の学区に建てた家は将来的にも土地の需要が高いため、いざ売却や転居を考えた際にも有利になる可能性があります。

 

子どもの独立

子どもが独立すると家族の人数が減り、子ども部屋が余ってしまいます。 そのため、「夫婦2人では大きな家を持て余してしまう」「管理が大変」といった理由で新しい家を建てるケースもあります。

このタイミングで家を建てる場合、老後の生活を見据え、バリアフリーを取り入れたり平屋にしたりするなど、次のライフステージに合わせた住環境を整えることができます。

 

経済状況によるタイミング

経済状況も家を建てるタイミングに大きく影響します。

 

住宅ローン減税や補助金制度が活用できる時期

住宅ローン減税や各種補助金制度は、住宅購入や新築をサポートする大きな助けとなります。
これらの制度をうまく活用することで、家づくりの負担を軽減できるため、適切なタイミングを見極めることが大切です。

 

昇給などの収入増加

家を建てるタイミングとして、昇給や昇格は結婚の次に多いといわれています。

 

収入が増えることで、住宅ローンの審査に通りやすくなり、返済の余裕が生まれます。

これにより、より多くの物件を選べ、無理なくローンを返済できるため、安定した生活設計が可能になります。

収入増加を活かして、理想の住まいを実現するチャンスです。

 

家賃と住宅ローンの比較・検討

現在の家賃と住宅ローンの支払いを比較し、あまり負担が変わらないと感じる場合、新築住宅を建てようと決心する方も多いです。

特に、小さな子どもがいる家庭では、同じ支出でも賃貸マンションから持ち家に引っ越すことで、騒音や床・壁の傷、落書きなどに対する配慮の負担が減らせるというメリットもあります。

 

そのほか、「周りからマイホームをすすめられた」「友人の家に行って新築を建てたくなった」といったタイミングで家を建てる方もいます。

 

家を建てるタイミングに「これが正解!」というものはありません。

 

大切なのは、あなたが「家を建てたい!」と思ったその瞬間です。

その気持ちこそが、理想の住まいを実現するための最良のタイミングなのです。

 

なお、注文住宅を建てるには、一般的に14~15カ月程度の時間がかかるといわれています。

家づくりにかかる時間も考えながら、タイミングを検討しましょう。

 

土地探しや家づくりにかかる期間や流れなどをこちらのコラムでご紹介しているので、あわせてご覧ください。

 

注文住宅用の土地の探し方をご紹介!流れや注意点も確認

注文住宅の建築期間はどれくらい?プロセスや目安を解説!

 

 若い世代の早期購入のメリット

20代や30代で家族を持つタイミングは、理想の住まいを手に入れる絶好の機会です。 早めに家を建てることで、以下のようなメリットがあります。

 

理想の住まいを手に入れる

家族が増える前に自分たちの理想の住まいを持つことで、子育てがしやすい環境を整えることができます。

 

資産価値の向上

早期に家を建てることで、将来的に家の資産価値が高まり、長期的に有利になります。

 

税制優遇や補助金の活用

現在、住宅購入に対する各種補助金や税制優遇が充実しており、早期に購入することでこれらを最大限活用できます。

 

銀行ローンの審査に有利

若い世代は通常、収入の増加や返済期間が長いため、銀行ローンの審査に有利な場合が多いです。早期に住宅ローンを組むことで、低金利を活用したローンの返済負担を軽減することができます。

早期購入は、将来的な安定や資産形成にも繋がるため、若い世代には特におすすめです。

住宅ローンの負担を減らすためには、次にご紹介する国や自治体の制度をぜひ利用してくださいね。

 

 

家を建てる前に減税制度や補助金について理解することも大切

家のお金

国や自治体では、住宅購入を支援したり、負担を軽減したりするさまざまな制度を提供しています。

家の購入は大きな支出となるため、こうした制度を賢く活用することが大切です。代表的な減税制度や補助金などをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

※補助金には申請期限がありますので、適用条件や申請期間については、各事業の公式サイトなどで最新情報をご確認ください

 

住宅ローン控除

住宅ローン控除(住宅ローン減税)とは、住宅の取得を支援し、その促進を図るため、住宅及びその敷地となる土地の取得に係る毎年の住宅ローン残高の0.7%を最大13年間、所得税から控除する国の制度です。

 

また、所得税から控除しきれない場合には、翌年の住民税からも一部控除することができます。

 

また、適用対象となる住宅ローンの借入残高には上限が設定されており、その上限額は住宅の環境性能やその他の要素によって異なります。

※その他の住宅とは省エネ基準を満たさない住宅で、2024年以降に確認申請を受けた場合、住宅ローンの対象外となります。2023年末までに建築確認を受けた住宅に2024年または2025年に入居する場合は借入限度額は2,000万円まで、控除期間は10年となります

 

子育て世代・若者世代は2024年入居に限り、以下のように借入限度額がアップします。

住宅ローン控除

ここでいう子育て世代・若者世代とは令和6年12月31日時点で①②の要件を備えている者です。

①19歳未満の扶養家族を有する者

②年齢が40歳未満で配偶者を有する者若しくは、40歳以上で40歳未満の配偶者を有する者

 

上記にあてはまる方は2024年入居が借入限度額の上限がアップするので、おすすめの時期ですね。

 

また、住宅ローン控除の適用を受ける1年目には、確定申告をしなければなりません。

住宅ローン控除の1年目は、入居した年の翌年に手続きをします。

確定申告の際に、環境性能を証明する証明書が必要です。

 

ZEH補助金

ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは、高断熱住宅・省エネ設備・太陽光発電などによって、家庭で消費するエネルギーをすべて賄うことを目指した住宅のこと。

 

ZEHを新築戸建住宅で建築・購入することに対し、ZEH補助金が交付されます。

※Nearly ZEH、Nearly ZEH+:寒冷地、低日射地域、多雪地域に限る

※ZEH Oriented::都市部狭小地の二階建以上、多雪地域に限る

 

補助金の交付には、BELSを取得する必要があるので、ご注意ください。

 

子育てエコホーム支援事業

子育てエコホーム支援事業では、子育て世帯や若者夫婦世帯を対象とし、省エネ性能の高い新築住宅の取得などに補助金を交付します。

 

子育て世帯とは、申請時点において2005年4月2日以降に出生した子(令和5年4月1日時点で18歳未満)を有する世帯のことで、若者夫婦世帯とは、申請時点において夫婦であり、いずれかが1983年4月2日以降に生まれた(令和5年4月1日時点で39歳以下)世帯が対象となります。

 

補助額は、長期優良住宅認定の新築建築や分譲戸建て住宅購入で100万円、ZEH水準住宅で80万円です。

 

交付申請期間が予算の上限に達するまでとなっておりますが、遅くとも2024年12月31日までとされておりますのでご注意ください。

 

自治体独自の補助金

独自に住宅取得支援の補助金制度を実施している自治体も多いです。

 

例えば、北海道札幌市では「札幌版次世代住宅補助制度」を実施。

断熱等基準が一定以上の札幌版次世代住宅基準の住宅を新築する場合に、「建築費用」を補助します。

補助上限は、等級に応じて最大220万円です。

 

 

家を建てるタイミングは人それぞれ!ライフプランに合わせて検討を

家を建てるタイミングは、個人や家族の状況、資金の準備状況、ライフプランなど、さまざまな要素を考慮して決める必要があります。

 

一般的には、結婚や出産、家族の増減、昇給・昇格など大きなライフイベントをきっかけに家を建てる人が多いですが、それぞれのライフプランに合わせてタイミングを見極めることが大切です。

 

また、新築の建設や購入にはいろいろな減税制度や補助金制度などがあり、これらをうまく活用することで、経済的な負担を軽減できる可能性があります。

国や自治体の最新情報などをぜひチェックしてみてくださいね。

 

家を建てたり、購入したりすることは、人生における大きな決断のひとつです。自分や家族にとって最適なタイミングで家づくりを始められるよう、しっかりと情報収集と検討を重ねていきましょう。

 

イワクラホームの施工事例も参考に、気になるアイデアをチェックしてみてくださいね。

札幌・旭川・苫小牧・室蘭の注文住宅なら、ぜひイワクラホームにご相談ください。

 

この記事を書いた人

嵯峨 正徳

嵯峨 正徳

住宅事業部 苫小牧支店

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