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新築を建てて思ったより狭い…とならないために!多い事例や対策を解説

2019.12.18

開本 義治(ひらきもと よしはる)

旭川支店 開本 義治(ひらきもと よしはる)


こんにちは。

イワクラホーム旭川支店の開本です。

 

念願の新築戸建てで暮らし始めたところ「あれ?思ったより狭い……」と感じてしまうケースを耳にすることがあります。

家が思ったより狭く感じてしまうのには、どんな理由があるのでしょうか?

 

今回は入居した後に狭く感じてしまう原因や、そうならないための対策をご紹介します。

家と図面

 

 

「新築戸建てが思ったより狭い…」と感じてしまうケースとは

注文住宅の建築後によく耳にする後悔の一つが「思ったよりも狭い」というもの。

 

間取り図を見てイメージをしている時には、実際の広さをみていないので、どんなにCGをみたり、模型を確認したとしても、イメージとの「ずれ」は起きてしまいます。

間取り図上の広さでは十分だと思っていても、実際の家具やその他の荷物を入れると、思ったより狭いと感じる方が多いのです。

 

例えばこんなことが原因で狭く感じてしまうケースがあります。

・大きなソファを置いたら空いているスペースが少なくなってしまった
・家具の背が高く、圧迫感がある
・子どもが生まれて荷物が増えて狭く感じるようになってしまった
・窓が小さくて部屋が狭く感じる
・思ったより収納スペースが少なく、収納家具や物で埋まってしまっている

特に家族が集まり、長い時間を過ごすリビングに「思ったより狭い」と感じてしまうポイントが集中しているようです。

 

今回はリビングが狭いと感じない為のポイントをご紹介します。

 

新築に引っ越してから、思ったより狭い!と感じないためには?

低いソファのあるリビング

狭く感じないようリビングを広くつくれることがベストですが、予算や土地の条件によっては、必ずしもそう出来るとは限りません。

部屋を狭く感じないためには、こんな工夫をしてみましょう!

 

間取り確定前にモデルハウスなどで広さを確認しておく

モデルハウスのリビングにはソファやテーブル、テレビボード、ダイニングセットが置かれているので、広さをイメージしやすい身近な場所です。

 

「自分達の家のリビングはここよりこれくらい幅が広くて、奥行はこれくらい短くなるんだ。」

「ダイニングとソファーの距離は大体同じくらい」

 

など実物と比較しながら確認するとイメージの「ずれ」が少なくなります。

 

背の低い家具やコンパクトな家具を選ぶ

ロータイプの家具を置くことで視線が通り、圧迫感を感じずに同じ面積でも広く感じることができます。

奥行たっぷりのソファなども狭く感じてしまうので、背の高さ、奥行にも注意してください。

低い家具

<イワクラホーム施工例 背が低いカウチタイプのソファ>

 

間仕切りのない一体空間のLDKにする

間仕切り壁があるとそこで視線が区切られるので、同じLDKの広さでも狭く感じられる場合があります。

壁のない一体空間のLDKは視線が通り広く感じられるので、お勧めです。

仕切りのないリビング

<イワクラホーム施工例 LDK17.5畳>

 

リビングやリビング横に収納スペースを確保して、部屋が散らからないようにする

部屋に物が散乱しているとどうしても狭く感じてしまいます。

リビングに収納スペースを確保して物が散らからない様にしましょう。

大きい収納スペース

<イワクラホーム施工例 スキップフロア下の大容量収納スペース>

 

大きな面積を占める壁紙やカーテンは柄物や濃色を避け、開放感のある明るい色を使用する

明るい色で揃えたリビング

<イワクラホーム施工例 LDK17畳 アクセントクロスも淡い色を使用>

 

テレビ台をやめて壁掛けテレビにする

新築の場合、事前に下地や配管を準備できるので、思い切って壁掛けテレビにするとスッキリしますね。

壁掛けテレビのあるリビング

<イワクラホーム実例33 M様邸>

 

大きな窓や吹き抜けで開放感を作る

こちらも視覚効果で広く感じられます。

吹き抜けのリビング

<イワクラホーム施工例 4畳分の吹抜け>

 

リビングテーブルを置かない

ソファ前にリビングテーブルを置かない、またはサイドテーブルにすることでリビングを広く使えます。

リビングテーブルのないリビング

<イワクラホーム実例30 N様邸 LDK17畳>

 

 

使えるスペースが同じだとしても、吹き抜けや大きな窓を作る、明るい壁紙を使う、家具を工夫するなど、部屋の開放感をアップさせることで圧迫感を減らして広く感じさせることもできます!

リビング・ダイニング・キッチンに仕切りを作らないオープンタイプのLDKや、壁ではなく床の高さで空間を仕切るスキップフロアも、そんな工夫の一つ。

実際の家の広さは同じでも、工夫次第で空間を広く使いながら快適に生活することが出来ます。

 

スキップフロアの間取りについては「スキップフロアのおすすめ間取り!こんな活かし方はいかが!?」でも詳しくご紹介しています。

オープンタイプのLDKやスキップフロアを取り入れたイワクラホームの施工事例もぜひ参考にしてください!

 

まとめ

新築戸建に引っ越したものの、思ったより狭いと感じるケースがあります。

間取り図でイメージしているのと、実際に家具や荷物を入れて生活するのでは、部屋の広さの感じ方も異なりますよね。

 

大きな窓や吹き抜けを作る、背の低い家具を配置する、収納スペースを増やして荷物を収納するなど狭く感じない工夫をしてみましょう。

リビング・ダイニング・キッチンに仕切りを作らないオープンタイプのLDKや、床の高さで空間を仕切るスキップフロアの間取りも、空間を広く感じながら生活するための工夫のひとつです。

 

そんなことに気を付けて住まいづくりを進めていくと、良い住宅になりますよ。

この記事を書いた人

開本 義治(ひらきもと よしはる)

開本 義治(ひらきもと よしはる)

住宅事業部次長・旭川支店支店長。経験年数36年以上(東京都で12年間、北海道で24年間)。二級建築士。
ツーバイフォー工法の設計を専門としており、実際に施工された担当物件は450棟以上。狭小住宅、平屋、3階建、2世帯住宅、アパートなど幅広いご要望に対応した空間づくりをお手伝いさせていただきます。

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