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注文住宅の間取りの決め方は?確認すべきことやポイントをご紹介

2023.06.10

開本 義治(ひらきもと よしはる)

旭川支店 開本 義治(ひらきもと よしはる)


こんにちは。イワクラホーム旭川支店の開本です。

 

注文住宅は自分の希望を反映した家づくりができるのが魅力。

 

もちろん間取りも自分で決められますが、いざ自分で考えるとなると、何からどのように考えればいいのか悩みますよね。

 

そこで今回のコラムでは、注文住宅の間取りの決め方について解説。

 

注文住宅の間取りを決める際に、まず何を確認すべきか、どんな手順でどんなポイントをチェックすべきかをお伝えします。

 

失敗しやすいポイントなども合わせてお話ししますので、ぜひ参考にしてみてください。

注文住宅を検討する家族

 

 

注文住宅の間取りを決める前に確認すべきことは?

便利で快適に暮せる家にするためには、間取りがとっても大切です!

 

なぜなら、生活動線や家事動線、家族とのコミュニケーションのとりやすさ、収納力など、生活のしやすさは住宅の間取りに大きく影響されるからです。

 

間取りは家づくりで大きな割合を占めるため、しっかり検討する必要があり、間取りの決定には時間がかかります。

 

間取りの決定をできるだけスムーズに進めるために、まずは以下の点を確認しておきましょう!

 

家族の意見や希望をまとめる

注文住宅を検討する夫婦

どんな家でどんな暮らしをしたいのか、自分はもちろん家族の意見や希望も確認してまとめておきましょう。

HPなどで間取りの事例などを集めて置くと、意見をまとめやすく、プランを提案してもらうときにもイメージを伝えやすいですよ。

 

すべての意見を取り入れられるとは限らないので、譲れないもの、譲ってもいいものなど優先順位をつけておくと、間取りを決める際に調整しやすいです。

 

土地の条件や法的規制を確認する

 

土地の広さや条件、法的規制などによって、建てられる家の形や広さ、高さなどが変わってきます。

 

条件によっては、希望の間取りが難しいこともあるので、事前に土地の条件を確認しておきましょう。

 

たとえば以下のような条件がありますよ。

 

  • ・建ぺい率:敷地面積に対して建物を建てられる面積(建築面積)
  • ・容積率:敷地面積に対して建物を建てられる延べ床面積
  • ・斜線制限、高さ制限:建物の高さに対する規制

 

 

注文住宅の間取りの決め方は?チェックすべきポイントを紹介

具体的に間取りを決めていく際には、以下の順番で考えていきましょう。

 

そのときにチェックすべきポイントもお伝えしますね。

 

①欲しい部屋数やスペースを決める

夫婦と子供の個室、家族全員分の個室が必要かどうか、

ライフスタイルに合わせて検討しつつ、ライフステージや家族の人数の変化にも対応できるよう、長い目で見た計画が必要です。

 

また、家族の個室のほかに、便利なスペースや人気の間取りを取り入れるかも検討を。

近年は以下のようなスペースや間取りが人気があります。

 

<家事ラクにつながるスペース>

  • ・ファミリークローゼット
  • ・キッチンパントリー
  • ・ランドリールーム

 

<収納のプラススペース>

  • ・土間収納(シューズクローゼット)
  • ・小屋裏収納

 

<自宅学習や在宅ワークに便利なスペース>

  • ・スタディコーナー
  • ・書斎

 

<プラスαのスペース>

  • ・畳コーナー
  • ・吹き抜け
  • ・スキップフロア
  • ・ヌック

 

吹抜や、小屋裏収納、スキップフロアなどは当初から計画しておかないと、後から計画することが難しいので、早めに要望を伝えましょう。

 

②その他のこだわりポイントをまとめる

部屋数や取り入れたいスペースを決めたら、その他のこだわりポイントをまとめましょう

 

例えば、以下のようなものです。

 

  • ・キッチンはオープンタイプにしたい
  • ・キッチンとダイニングは横並びにしたい
  • ・回遊性のある家事動線にしたい
  • ・玄関からファミリークローゼットに行けるようにしたい
  • ・リビング階段にしたい
  • ・スケルトン階段を取り入れたい など

 

①の部屋数や取り入れたいスペースに加えてこだわりポイントを伝えて間取りを作成してもらいましょう。

 

③提案された間取りをみてプランを練り上げる

提案された間取りをみて、生活動線や家事動線はどうか、こだわりポイントが反映されているかを確認。

 

要望を全て取り入れられていても、生活動線や家事動線が悪いと住み心地の悪い家になってしまいます。

 

こだわりのスペースが多いと収納スペースが少なくなることもあるので、

収納スペースがしっかり確保されているかどうかも確認しましょう。

 

家具が置けるかどうかも注意。

窓を大きく取りすぎてテレビを置く壁がない、などとならないように気を付けましょう

 

 

注文住宅の間取りの決め方で失敗しないためには?

注文住宅の間取りで失敗しがちなポイントもご紹介します。

 

事前に失敗事例を知ることで、対策を考えてみてくださいね。

 

音やにおいが気になる

オープンキッチンや吹き抜けなど、部屋が広く感じられる開放的な間取りが人気ですが、空間がつながっている分、音やにおいが伝わりやすいです。

 

高性能の換気設備を付けてキッチンのにおいを広がりにくくする、寝室とリビングを離すなどの工夫をしてみましょう。

 

また、家の前の道路の交通量が多い立地の場合、道路面に寝室があると、通行音が気になる。寝室と水周りや玄関が近くて夜中に目が覚めてしまうなどの失敗も、間取りを工夫することで防ぐことができます。

 

収納が使いにくい

収納が足りなくて物が入りきらなかったという失敗はもちろん、サイズを測らずにつくったので大きな荷物を収納できない、広くとりすぎて生活スペースを圧迫してしまった、広すぎて物置のようになり探すのが大変…といった失敗もあります。

 

収納をつくる際には、何を収納するのか具体的に考えたうえで、大きさと場所を決めましょう。

 

収納スペースは家の面積の12%、100㎡に対し6畳程度を最低限とするのが目安です。

収納場所も、取り出す・使う・しまうの動線を考えて配置しましょう。

 

このほか、「注文住宅を建てる際の注意点は?失敗しないための確認ポイント」のコラムでも詳しくご紹介していますのでぜひご覧ください。

 

 

注文住宅で理想の間取りを叶えるためのポイント

注文住宅で理想の間取りを実現するためには、ハウスメーカーのパンフレットやモデルハウスなどの事例をたくさん見てイメージを膨らませるのも大事です。

 

良いアイデアをピックアップして、取り入れていきましょう。

 

イワクラホームでも注文住宅の実例を間取り付きでたくさん公開中!

気になるテイストや間取りを、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

また、実例で気になるアイデアはそのまま同じにするのではなく、土地の条件や家族構成、ライフスタイルなどに合わせて調整しながら取り入れるのがポイントです。

 

希望の間取りや工夫、アイデアなどが見つかったらハウスメーカーへ相談し、希望に合った形のプランとして提案してもらいましょう。

 

イワクラホームでも無料プランニングを行っていますので、注文住宅を検討している方はお気軽に相談してくださいね。

 

まとめ

注文住宅で便利で快適な住まいをつくるには、間取りが重要!

 

家族の希望やライフスタイルに合わせて部屋数やスペースを決めて、生活動線や家事動線を意識しながら配置していきましょう。

 

間取りは、具体的な生活シーンをシミュレーションしながら考えるのがポイント。

 

現在の状況に合わせるのはもちろん、長く住む家ですから、子どもの成長や老後のバリアフリー化などライフステージの変化にも対応できるようにしておくのがおすすめです。

 

理想の住まいを実現するには、成功事例やモデルハウスなどをたくさん見ながら気になるアイデアをチェック!

 

ハウスメーカーに相談して、自分たちのライフスタイルに合った形のプランに仕上げていきましょう。

 

札幌・旭川・苫小牧・室蘭の注文住宅なら、ぜひイワクラホームにご相談ください!

この記事を書いた人

開本 義治(ひらきもと よしはる)

開本 義治(ひらきもと よしはる)

住宅事業部次長・旭川支店支店長。経験年数36年以上(東京都で12年間、北海道で24年間)。二級建築士。
ツーバイフォー工法の設計を専門としており、実際に施工された担当物件は450棟以上。狭小住宅、平屋、3階建、2世帯住宅、アパートなど幅広いご要望に対応した空間づくりをお手伝いさせていただきます。

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