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地味だけど大切なこと~地盤調査の重要性について

2017.12.22

開本 義治(ひらきもと よしはる)

旭川支店 開本 義治(ひらきもと よしはる)


新築をお考えの方、土地を探しているときに「この土地の地盤は大丈夫なのだろうか?」と思ったことはありませんか?とはいえ、まだ購入するかどうか分からない土地の地盤調査はできませんし、自己所有地でも調査費用は掛かります。

ではどうしたら良いか?それをお伝えする前にどんな種類の地盤が建物に悪影響を与えるのかをご説明します。


■ 怖い不同沈下

まずは標準基礎工事が可能な地盤のイメージから、模型で見てください。

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次に、最も避けたい地盤(建物に一番ダメージのある状況)が不動沈下と呼ばれるケースです ↓ ↓ ↓

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分かりやすくするために、大きく傾いています(笑) 仮に柔らかい地盤でも均一に下がれば傾きも少ないのでしょうが、固い地盤の部分は下がりませんので傾きも大きくなります。当たり前ですが、これでは生活できません。


地盤補強の種類について

では、どんな地盤補強の方法があるのでしょうか?

一般的に多いケースがコンクリート杭の打設です。軟弱層の下にある固い層(支持層)まで届くように施工します。

軟弱地盤が浅い場合、下層の支持地盤が固すぎて杭が打設できないケースもありますが、その場合は表層改良を行います ↓ ↓ ↓

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杭工事の施工イメージ ↓ ↓ ↓

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地盤改良、基礎補強等、費用負担は抑えたいところですよね。


地盤品質20年保証

イワクラホーム旭川支店では、ジャパンホームシールド株式会社(LIXILグループ)による地盤サポートシステムを採用しています。

地盤調査時にはSDS®試験を利用した簡易液状化調査も実施しています。

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まだご契約前の物件には「地盤サポートマップPro」を使い、建設地にいちばん近いデータを閲覧しています。地盤補強、基礎補強の有無も分かりますが、データの数値は一般のお客様にはご理解しずらく、プロの説明が必要です。


おおよその地盤データがスマホアプリでわかる!

そこで、もっと手軽に地盤の状況を知ることができるアプリを紹介します。

前出のジャパンホームシールド株式会社から出ている「地盤マップ」というアプリです。

appストア、またはPlayストアからダウンロードできます。

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このように実際の調査済み地盤データをもとにgoogleマップ上で地盤の良し悪しを確認する事ができます。(※注:実際は建設予定地の隣地の地盤調査データが良くても、しっかりとした地盤調査、及び基礎計画が必要になります。)

このアプリ、小学校・中学校の学区もわかるスグレものなんです。左上の三本線をタッチして操作してください。

昔の航空写真なども見ることができます。私の場合、小・中学校の校舎、高校の校舎もすべて建替えられているので、旧校舎が写っている航空写真には感動しました。小学生の時に写生した、国鉄敷地内にあった扇形機関庫も写っています!

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ぜひ、皆さんも試してみてください。楽しいですよ!

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この記事を書いた人

開本 義治(ひらきもと よしはる)

開本 義治(ひらきもと よしはる)

住宅事業部次長・旭川支店支店長。経験年数36年以上(東京都で12年間、北海道で24年間)。二級建築士。
ツーバイフォー工法の設計を専門としており、実際に施工された担当物件は450棟以上。狭小住宅、平屋、3階建、2世帯住宅、アパートなど幅広いご要望に対応した空間づくりをお手伝いさせていただきます。

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